【藤沢市】藤沢のご当地ヒーローが特撮番組として放送「環境汚染への関心のきっかけに」
概要
湘南の海を守る神奈川県藤沢市のご当地ヒーロー「海洋戦士シーセーバー」を主人公にした特撮テレビ番組が、4月からテレビ神奈川で放映される。
海のごみ拾いや各地のヒーローショーで海の素晴らしさを伝えてきたシーセーバーが、今度はお茶の間から環境問題を訴える。
海洋戦士シーセーバーは、「日本一楽しいごみ拾い」を掲げて海や街のクリーン活動を続けているNPO法人「海さくら」(東京)が考案。
新型コロナウイルス禍で海に行く機会が減る中、若者や子どもたちに海に関心を持ってもらおうと誕生させた。
シーセーバーは、海を愛する青年が、江の島に伝わる五頭龍大神の子ども「コッズ」の力を借りて変身した姿という設定。
2021年4月に初登場し、海さくらのごみ拾いに参加し、子どもたちの人気を集めている。
特撮テレビ番組は、若者の海離れに歯止めをかけ、海洋汚染に関心を持ってもらおうと企画している。
海を愛する人なら誰でもシーセーバーに変身することができる。
主役ジュンイチロウ役は藤沢市出身の俳優「大矢剛康さん(30)」が務める。
江の島を中心とした湘南や藤沢市内が舞台で昨年十10月から約1か月かけて撮影された。
二月に藤沢市役所で開かれた制作発表で、番組総合プロデューサーを務める海さくらの古沢純一郎理事長は、「番組を見て、海ごみを拾いにくるきっかけにしてほしい」と話した。
気になる初回の放送日は4月1日で、以降は毎週土曜日午前9時15分から。15分番組で全12話放送される。