JR東日本 列車内車内防犯カメラの整備について
JR東日本では、2023年度末までに山手線1編成に車内防犯カメラ映像を指令で確認できる機能を試験導入し、営業列車で有用性の検証を行ったうえで、山手線の全編成に展開していく。
湘南地区では、横須賀線が対象となる。
その他定期的な異常時対応訓練の実施や危険物持ち込み禁止の注意喚起など、ソフトの面からもお客さまに安心して鉄道をご利用いただけるよう、引き続き列車内のセキュリティ向上に努めていくとのことだ。
車内防犯カメラの「地車間通信機能」
非常通話装置が扱われた場合など、列車内で非常事態が発生した際に、指令などにおいても車内の状況をいち早く把握し適切な対応を行うことを目的として、新幹線では車内防犯カメラ映像を指令などで確認する機能(地車間通信機能)を導入している。(E2系、E3系の一部車両を除く。)
在来線においても2023年度末までに山手線1編成に「地車間通信機能」を試験導入し、営業列車において機能確認を行い、有用性の検証を行ったうえで、山手線の全編成に展開していく予定。
湘南地区においては、横須賀線が対象となっている。
また、新幹線(E5系・E6系・E7系・E8系)および在来線(E235系・E131系など)については、車内防犯カメラのリアルタイム映像を乗務員室で確認することができる。