【小田原 グルメレポ】大雄山線駅舎カフェ1の1 - 昭和レトロ感漂う!旧駅舎がカフェとして生まれ変わったお店

カフェ好きから鉄道ファンまで楽しめるカフェ
湘南エリアの西に位置する小田原駅といえば、東海道線 (JR東日本)、東海道新幹線 (JR東海)、小田急線 (小田急電鉄)、箱根登山線 (箱根登山鉄道)、大雄山線 (伊豆箱根鉄道)の5鉄道路線が乗り入れる、湘南エリア屈指の一大駅です。
5鉄道路線乗り入れる中の1つ、大雄山線とは?
大雄山線は、小田原市民、南足柄市民の生活の足として親しまれています。
終点大雄山駅は「道了さん」で親しまれる大雄山最乗寺の玄関口であり、元々、参詣者のための鉄道として、大正14年(1925年)に開設された経緯があります。
分かりやすい12分間隔のパターンダイヤで運行される3両編成の小さな電車が、のどかな風景と共に9.6km の短い線路を走り抜けます。
全線単線の路線のため、電車がすれ違うための駅がいくつかあります。
100年近い歴史を持つ大雄山線。
大雄山線の管理事務所として使われていた場所と建物が、2022年12月よりカフェとして生まれ変わりました。
その名も「大雄山線駅舎カフェ1の1」。
小田原駅東口から歩いて1分の場所にあります。
店内に入ると、店員さんが元気よく「○番ホームにお客様来店です!」と、席を案内してくれます。
店内のいたるところには、伊豆箱根鉄道の電車で使用していた備品が飾られています。
かつて駅長が使っていたイスも、客席として使われています。
どの席に案内されるかは、その時々によって異なると思いますが、懐かしさを感じさせる、昭和レトロな空間でワクワクします。
メニューは食事系からデザートまで豊富に揃っています。
「三浦の赤たまご」など、メニューの中に湘南エリア地産の食材が使われているところも嬉しいですね。
今回は「焼きチーズカルボナーラパスタ〜三浦の赤たまご温玉入り〜」を注文しました。
こんがり焼けたチーズに覆われて、中に熱々のカルボナーラパスタと温玉が隠れています。
温玉の半熟の黄身がトロ〜っと出てきて美味しそうです!
中を掻き分けるように探ると、パスタが出てきます。
クリーミーなカルボナーラソースと濃厚チーズがパスタに絡んで、美味しいひと皿に仕上がっていますよ。
添えられているトーストは、以前湘南人でもご紹介した小田原で大人気のお店「守谷製パン店」のものです。
トーストにソースをつけて、最後まで美味しく食べることができますよ。
ドリンクセットも注文したので、食後にゆっくりドリップコーヒーをいただきます。
食器もレトロで可愛らしく、カフェタイムを華やかに彩ってくれています。
美味しい食事と「駅舎カフェ」という一貫としたコンセプトで、楽しく過ごせる空間になっています。
食事を終え、会計レジに向かうと「お客様お帰りです。行ってらっしゃ〜い!」と声をかけてくれます。最後まで気持ちよく過ごせる接客も嬉しいですね。
会計レジ付近には、本物の駅員さんが着ているジャケットと帽子があり、着用して撮影してもらうこともできます。
記念にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
また、お持ち帰りできる「駅舎プリン」の販売も行っています。
これは小田原のお土産の新定番になるのではないでしょうか。
メニューの豊富さと昭和レトロな店内は、行く度に発見と楽しさがあること間違いなしです!
観光スポットとしてもカフェスポットとしても楽しめる「大雄山線駅舎カフェ1の1」に、みなさんも足を運んでみてくださいね!
店舗紹介
【大雄山線駅舎カフェ1の1】
■住所:〒250-0011 神奈川県小田原市栄町1丁目1-1
■電話番号:0465-20-7330
■営業時間:
・平日:11:00〜19:00 (L.O. 18:00)
・土日祝日:10:00〜19:00 (L.O. 18:00)
■定休日:不定休
■駐車場:無し
アクセス
小田原駅東口より徒歩1分
関連リンク
大雄山線駅舎カフェ1の1|ホームページ
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