【小田原 観光スポットレポ】報徳二宮神社 - 二宮金治郎を祀るパワースポット

小田原のパワースポットで幸せチャージ
小田原でも有数のパワースポットと言われている場所として、小田原城址公園の一角にある「報徳二宮神社」と言う神社があります。
名前の一部に"二宮"とありますが、こちらの神社は学問の神様で有名な「二宮尊徳(二宮金治郎)」が祀られています。
二宮金次郎は江戸時代後期にあたる天明7年(1787)、現在の神奈川県小田原市栢山(かやま)の農家に生まれ、農村の復興に生涯を捧げました。のちに二宮尊徳と名乗ります。14歳で父、16歳で母を亡くしました。36歳の時小田原藩主大久保忠真(ただざね)に登用され、栃木県桜町の復興を始めました。56歳で江戸幕府に登用され、安政3年(1856)70歳で亡くなりました。
昭和の前半、全国各地の小学校に二宮金次郎の銅像が建てられました。
自筆文書では金治郎(きんじろう)と署名している例が多いですが、一般には「金次郎」表記で多く知られています。また、「尊徳」の正確な読み方は「たかのり」と読むそうですが、一般的に「そんとく」という読みで広まっているため、こちらの神社の看板のふりがなも「そんとく」になっています。
神社の境内には、二宮金治郎像もあります。
皆さんが通われていた学校には、二宮金治郎像は立っていましたでしょうか?昨今は、老朽化や学校の統廃合、時代の変化により、二宮金治郎像を撤去する流れも少なくないと耳にします。
もしかしたら「二宮金治郎」を知らないお子さんもいらっしゃるかも知れませんが、こちらの神社でお目にかかることができます。
ご利益については、学業のみならず、開運・良縁を求めて訪れる方も多く、結婚式ができる施設や、厄祓いなどで御祈祷していただくことができるのも、パワースポットと言われる所以なのかもしれません。
そして、神社の参道沿いにオープンカフェがあります。日中に参拝された際の休憩のひとときにご利用されてみてはいかがでしょうか。
ちなみにですが、筆者のオススメの訪問時間帯は、参拝可能な早朝です。朝6時のシーンとした静けさと、草木がそよぐ境内は、とても清々しく、心が洗われていくイメージがします。とは言えは、時間帯によってそれぞれの良さがありますので、深く考えず、行きたいと思った時に行くのが1番です。
例年これからの季節には、紫陽花などのお花が綺麗に咲くそうなので、それもまた見応えがありそうです。冒頭でもお伝えした通り、小田原城址公園内にありますので、お城散策とセットで行かれてみてはいかがでしょうか。
施設紹介
【報徳二宮神社】
■住所:〒250-0014 神奈川県小田原市城内8-10(小田原城址公園内)
■TEL:0465-22-2250
■参拝可能時間:6:00~18:00
■祈祷受付:9:00~16:00
■神符守札授与所・御朱印:9:00~16:00
■駐車場:入口に有料駐車場有り
アクセス
JR東海道線「小田原駅」下車 徒歩約10分
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