「横須賀みんなの海プロジェクト」で創出されたCO2吸収量(クレジット)を3社が購入!
横須賀市が二酸化炭素(CO2)吸収源対策の一環として取り組む藻場保全活動「横須賀みんなの海プロジェクト」で創出されたCO2吸収量(クレジット)が、このほど3つの企業により購入された。
「ブルーカーボン事業」「クレジット」について
「横須賀みんなの海プロジェクト」は、横須賀市が長井町漁業協同組合と協力して長井沖周辺(黒砂地区)約2,400平方メートルの藻場で保全活動に取り組んでいるものだ。
山や緑がCO2を吸収するように、海中の藻類等もまたCO2を吸収することから、「ブルーカーボン」と呼ばれ、地球温暖化対策として注目される事業となっている。
海中の藻類等が吸収するCO2を貨幣換算したものは「クレジット」と呼ばれ、国の認可法人である「ジャパンブルーエコノミー技術研究組合(JBE)」が認証している。
今回「横須賀みんなの海プロジェクト」の取り組みにより、JBEから横須賀市と長井町漁業協同組合に対し、CO2吸収量0.6トン相当の「Jブルークレジット発行証書」が2024年3月11日付で発行されており、以下の3社がこのクレジットを購入したものとなる。
購入者および数量
- 日清オイリオグループ株式会社 横浜磯子事業場:0.2トン
- JERAパワー横須賀合同会社:0.1トン
- アジア航測株式会社:0.2トン
※購入金額については、認証機関から非公表とされている。
問い合わせ
横須賀市 経営企画部 都市戦略課
- 所在地:横須賀市小川町11番地 本館1号館4階
- TEL:046-822-8258
- FAX:046-822-9285