横須賀市が創出した藻場のCO2吸収量(クレジット)を3社が購入
横須賀市では、二酸化炭素(CO2)吸収源対策の一環として、ブルーカーボン事業に取り組んでおり、漁業協同組合と協力して藻場保全活動「横須賀みんなの海プロジェクト」を行ってきた。
この度、本プロジェクトで創出したCO2吸収量(クレジット)を、日清オイリオグループ株式会社、JERAパワー横須賀合同会社、アジア航測株式会社の3社が購入した。
購入したクレジットの詳細について
購入者及び数量
- 日清オイリオグループ株式会社 横浜磯子事業場 0.2トン
- JERAパワー横須賀合同会社 0.1トン
- アジア航測株式会社 0.2トン
藻場保全活動を行った場所
長井沖周辺(黒砂地区)
藻場の面積
約2,400m2
CO2吸収量
0.6トン
クレジットについて
このクレジットは、海中の藻類等が吸収するCO2を貨幣換算したもので、国の認可法人である「ジャパンブルーエコノミー技術研究組合(JBE)」が認証している。
山やみどりがCO2を吸収するのと同様に、海中の藻類等もCO2を吸収することから、「ブルーカーボン」と呼ばれ、地球温暖化対策として注目されている。