横須賀市 「ストリートキャンバス事業」の第8弾としてミロコマチコ氏の作品が公開
2023/03/02

概要
横須賀市は、よこすか海岸通りにある古びたモニュメントをウォールアートとして再生する「ストリートキャンバス事業」の第8弾として、画家・絵本作家のミロコマチコ氏の作品が公開された。
この事業は、よこすか海岸通り沿いにある経年劣化により古びてしまっていたモニュメントを、ウォールアートとして再生し、施設の再生と道の美観向上を目的とする事業であり、今回で第8弾のアート作品となる。
ミロコマチコ氏は、1981年大阪府生まれの画家・絵本作家であり、『オオカミがとぶひ』で第18回日本絵本賞大賞を受賞。ほかにも、第45回講談社出版文化賞絵本賞を受賞した『てつぞうはね』(ブロンズ新社)、第63回小学館児童出版文化賞を受賞した『ぼくのふとんは うみでできている』など、数々の絵本作品を出版している。
独特のタッチで描かれる世界観は話題を呼び、日本や世界各国で個展を開き、多くの人に称賛されるなど、注目のアーティストのひとりである。
2019年には拠点を奄美大島に移し、絵本のみならず、CDのアートワーク制作や連載「ミロコマチコ奄美大島新聞」、Web連載エッセイ「ミロコあたり」なども行っている。
そして、2022年2月から4月にかけて、展覧会「ミロコマチコ いきものたちはわたしのかがみ」を横須賀美術館で開催したことがきっかけで、今回の企画が実現することになった。
作品は、「行き交う海のいきものたち」というテーマをもとに製作され、壁一面に横須賀の海をモチーフにした独自の世界観を再現している。
横須賀市は、このプロジェクトを通じて、よこすか海岸通りの利用者が色鮮やか空間を体感できることを目指している。
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