【横須賀市】「よかった ありがとう。」基金創設と、その後について
2021年5月17日に市役所を訪れた男性から「何かの役に立てて下さい、寄付します。」と書かれた手紙とともに、匿名で現金6,000万円が横須賀市に寄附された。
横須賀寄附者様の想いに応え、いただいた寄附金を感謝の気持ちが広がっていくまちづくりに幅広く活用するため、横須賀市は2021年6月に「よかった ありがとう。」基金を創設した。
また、横須賀市は公式HPにて、寄付金のその後の使い道を発表している。
寄附金の使い道について
2022年度に開始した事業
児童自立生活援助・大学等在学者支援補助事業
大学や専門学校などに進学後、虐待等を原因とした生活困窮により自立援助ホームに入所することとなった学生に対し、当面の生活費や通学費を支給する。
ウクライナ避難者一時金給付事業
ウクライナ避難民が横須賀市に避難してきた際に、日本での身寄りの有無によらず、横須賀市が支援する住居や家財道具、食料品などのほかに、早期に生活の安定を図ってもらうことを目的に一時金を支給する。
2021年度に開始した事業
生活保護世帯への就学支援事業
資金面で進学が困難な生活保護世帯の高校生などを対象に、市立看護専門学校や保育士専門学校などの受験勉強費用や進学後の生活費などを支援。
未来を担う若い世代の安定的な就労を実現し、生活保護からの自立を目指す。
「よかった ありがとう。」文庫の設置
感謝・優しさ・思いやりの心を育んでいくため、就園就学前の子どもたちのための絵本を集めた「よかったありがとう。」文庫を児童図書館と市内6か所の愛らんどに新設。
あわせて、文庫ができた経緯を説明する銘鈑を設置した。
その他詳細について
横須賀市公式HPにて閲覧が可能。