【逗子 ショップレポ】逗子ガーデン - 造園会社さんのマルシェ、無農薬野菜販売
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逗子駅から、鎌倉方面へ線路沿いの県道311号を進むと緑に囲まれた「逗子ガーデン」さんが現れます。
逗子ガーデンさんは造園会社さんでありながらも、週2〜3回の野菜販売、月1回のミニマルシェなどの企画をされているとのことで、何やら面白そうな会社さん。
普段、私自身が“造園”とは縁遠い生活で、どこか職人さんのイメージもあり無知な分、恐縮してしまうのですが、お店屋さんなら気軽に尋ねられそうということで、今回は月1回のマルシェにお邪魔してきました。
ただのお店屋さんじゃない!?
お伺いしたマルシェの日は、梅雨の雨で急遽翌日に変更になっての開催でした。
マルシェに参加予定だった地域のお店さんがいくつかお休みとのことでしたが、逗子ガーデンさんのスタッフさんたちの活気で賑やかな空気。
マルシェ開催の場所自体は、逗子ガーデンさんと道を挟んで向かいの小屋です。小屋の周りには、小さな畑やお庭があって、見ているだけでも、緑に囲まれホッと安らぐような空間です。
無農薬野菜、苗、切花、木製のプランター、堆肥、その時々の地域のお店さんの出店等々が並び目移りしてしまいます。
苗を植えたいなぁと見繕っているとスタッフさんが声をかけてくれました。気さくに、育て方や味わい方、楽しみ方を教えて下さったり、小屋の後ろの畑もよく見せていただきました(取材したいとお伝えする前から親身に答えて下さって、その姿勢が目の前の生き生きとした畑やお庭にも現れていのだろうな、と感じました)。
話しの中で、“野菜もみんなが育てるようになって、ゆくゆくはここで買わなくても済むようになればいい”とおっしゃっていて、ここは“ただのお店屋さんじゃない!”と驚きました。
お店屋さんが最終的な目的というわけではなくて、地域に安心、安全な畑、お庭、空間作りを発信していく、そういった考え方を持つ人たちの集まる場所でもあったり、その実現のためにするべきことも多岐に渡ることを思えば、一言では言い表わせない魅力を感じました。
モノやヒトや想いに出会う
気軽な気持ちでお買い物に行ってみたら、思いもよらない熱い想いに触れ、野菜を通して土のことや、環境のことにも自然と関心を向けることができました。
お話を聞くにつれて、元気いっぱいの小屋裏のお庭には様々な種類の植物がそれぞれに分け隔てることなく共生し合っている様と繋がって、私たちの社会もこうあるべきなのだな、などと想いを馳せました。
家に帰ってから、早速購入したじゃがいも(税込330円)を料理していたときには、微笑ましく嬉しいことも。
外で帰りがけの子どもたちが「なんかいい匂いしねぇ?じゃがいもの!」と自転車に乗っていたのでしょうか、会話しながら我が家の前を勢いよく通っていったのです。
その子の鼻も良いのかもしれませんが、それくらい伝わる良さがこの野菜にあるのだろうし、多くの子どもたちに食べてほしいな、と感じました。
皆さんも、想いの詰まった逗子ガーデンさんに是非遊びに行って色んな発見をしてみてくださいね!
店舗紹介
【逗子ガーデンの小屋販売・マルシェ】
■住所:〒249-0001 神奈川県逗子市久木4丁目17−49
■電話番号: 046-873-4128
■営業日時:小屋販売/月・木(祝休み) 第2第4土10:00-12:00営業(雨天休業)
マルシェ/月一回の日程はInstagramにて確認
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