県西地域初導入!手術支援ロボット「ダビンチXi」小田原市立病院での初手術が終了
最新型の手術支援ロボット「ダビンチXi(da Vinci Xi)」を神奈川県の県西地域で初めて導入した小田原市立病院において、このたび最初の手術が行われた。
小田原市立病院に「ダビンチXi」が導入され、報道関係者に公開されたのは2023年12月のことだ。
2026年春の開院を目指す新病院建設事業にともない、医療DX機能の一環として、新病院における診療体制の充実を図るために先行導入され、稼働に向けて準備が進められてきた。
今回、泌尿器科・藤川直也医師の執刀で「前立腺全摘除術」が行われ、医師だけでなく看護師や臨床工学技士などが「ダビンチ手術チーム」として連携し、手術は無事終了したとのことだ。
手術支援ロボット「ダビンチXi」について
「ダビンチ」は、がんや良性腫瘍などの摘出術を支援する手術支援ロボットで、患者さんの体に内視鏡カメラとロボットアームを挿入し、医師は3D画像を見ながらロボットアームを遠隔操作することで手術を行う。
傷口が小さく、術後の回復も比較的早くなるため、患者さんの負担を軽減することが可能となるメリットがあるとされている。
今回導入された「ダビンチ」は第4世代システムの最新モデルで、従来の製品よりもアームの可動域が広く、さまざまな術式に対応できるほか、専用の連動テーブルモーション手術台を備えているため、スムーズかつリスクを抑えた手術を行うことが可能となっているそうだ。
問い合わせ
小田原市立病院 経営管理課
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