【大磯 ショップレポ】福月洋装店-天然素材を使って仕立てられた「ヒトヒネリ有る」服が並ぶ古民家風の素敵なお店
大磯駅から徒歩4分程の場所にある「福月洋装店」を紹介します。
雰囲気のある外観のガラス窓から見える店内のディスプレイに高鳴る胸
緑にたくさん囲まれた古民家風の外観が、お店の雰囲気とマッチしていて素敵です。
かわいらしい暖簾をくぐって、玄関で靴からスリッパに履き替えて店内へ上がります。
天然素材を使用したしっかりした「ヒトヒネリ有る」服
店内に入ると、色とりどりの服が並んでいました。こちらのお店は、店主がデザイン、パターン、縫製を全て一人でされています。
肌に触れた感じが心地よい色とりどりの服が並びます。
こちらは和紙を使用して織り上げた布を柿渋で染めあげたズボン。とてもオシャレです。
触った感触は、確かに和紙の質感を感じる程よいハリ感があります。ウエストの黒いリボンもかわいらしく、柿渋の濃淡も渋いですね。
高級な生地を使用しており、29,347円(税込)です。今回は見送りましたが、筆者のいつか手に入れたいものリストに追加しました。
こちらの色も素敵ですね。色違いの墨染めのグレーです。
店主は市民農園で農作業も始めたとのことで、こちらの服は農作業用に作った服24,915円(税込)。
首にかける手ぬぐいの端を首元にあるループに通せばボウタイブラウスのように着ることができるそう。
実際に店主はそのようにして今年農作業をしたとのこと。とてもオシャレな農作業ルックですね。
もちろん普段着で着るのも素敵です。黒のズボンを合わせたらスマートに見えそうですし、スカートも合いそうですね。
店主さんが落ち着いた印象の話しやすい方だったので、洋服の説明を聞きながらいろいろな話ができました。
「福月洋装店」の福月の由来は、飼い猫ちゃんからつけたとのこと。「ふくちゃん」は現在飼っている猫ちゃん、もう一匹は過去に飼っていた猫ちゃんで、「リュンヌジュリエットちゃん」。フランス語で「7月の月」の意味だそうです。
お店をするなら好きなものの名前を付けたいと思ってこの店名にされたんだそう。ふくちゃんもリュンヌジュリエットちゃんも幸せものですね。
お店のロゴも猫ちゃんの目のようなマークで、猫好きにはたまりません。
お店のInstagramのロゴや商品を購入すると入れて頂ける紙袋にもこのロゴがついているので是非見てみてください。
3wayの着方ができる服
右の赤いワンピース(31,020円税込)の変遷を見ていてくださいね。
まずは、こちらのタイプ。裏地の亀田縞が表にでてボタンでとめられています。
次は、ボタンを開けて着る方法。スッキリした感じですね。
最後は、ボタンをとめて着る方法。
同じワンピースなのに、雰囲気が随分異なり面白いです。
リネン素材のズボンを購入
こちらのお店の品を見ていて、この頃なくなってきていた物欲があっという間に戻ってきた筆者、こちらのリネン素材の茶色のズボン(12,540円税込)を購入しました。家に帰ってから、自前の貝殻ボタンの白いシャツにあわせたら、雰囲気がちょうどよくマッチして、大満足でした。
「大磯うつわの日」に参加
2024/10/18-20は、「大磯うつわの日」というイベントに参加しており、この3日間は受注販売のみ対応しています。
丁寧に仕立てられた素敵な服がたくさん置いてある「福月洋装店」、皆さんも是非立ち寄ってみてください。
店舗詳細
【福月洋装店】
■住所:神奈川県中郡大磯町大磯1637
■営業時間:11時~17時
■定休日:月・火