【寒川 学びスポットレポ】寒川 マンホールの蓋 - 繊細に描かれた花木デザイン

マンホールは路上のアート!
手軽で誰もが見ることのできる路上アートとして近年じわじわと人気を集めている「マンホールの蓋」。
マンホール愛好家を「マンホーラー」や「蓋女」と呼び、マンホールを探す活動を「蓋活」なんて言ったりするそうです。
旅行先での「蓋活」が趣味でしたが、最近は湘南エリアの「蓋活」を楽しんでいる筆者。
今回は、湘南の路上アート・寒川編をご紹介します。
寒川といえば「寒川神社」
寒川といえば、言わずと知れた寒川神社があります。
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寒川神社を参拝するため、1年に1度は訪れる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
今回ご紹介するマンホールの蓋は、寒川神社へ向かう道中はもちろん、寒川町全域で見られます。
中央に町章を配したマンホールの蓋
寒川町の町章は、昭和25年(1950)の町制施行10周年を記念して制定されました。 デザインの募集は全国に呼びかけられ、237点の応募がありました。審査の結果、 群馬県の人の作品が採用され、町議会において決定されました。
寒川の「サ」の文字をモチーフに、町の平和を円、団結を「クサビ」で表してい ます。
全体はJIS規格(日本産業規格)模様ではあるものの、中央に町章が描かれているデザインのマンホールの蓋があります。
町の花と木が描かれたデザインマンホール
明るく楽しい豊かなまちづくりにふさわしい町の「花と木」を町民の投票によって決めました。
美しい花と緑にあふれた住みよいまちづくりを進めていきたいという願いと次の時代を背負って立つ子どもたちに花や木を愛する優しい気持ちを引き継いで広めていってもらいたいという願いがこめられています。
標準的なサイズのデザインマンホールの蓋には、町の花「すいせん」が描かれています。繊細に描かれた「すいせん」の花は、美しくアートそのものです。
小さめのデザインマンホールの蓋には、町の木「もくせい」が描かれています。小さい面積の中に、「もくせい」の葉や花が生い茂っているデザインで、こちらも繊細なマンホールの蓋のデザインとなっていました。
最後に
今回取材した時点で、寒川ではカラフルな色使いのマンホールの蓋は無かったものの、繊細なタッチで描かれた花木のマンホールの蓋は、アートそのものですね。
寒川神社を訪れる際、寒川ならではのマンホールに注目してみてはいかがでしょうか。
地図
■住所:神奈川県高座郡寒川町