【茅ヶ崎市】市保健所は流行性角結膜炎の流行発生警報を発表 11/7
11月7日、茅ヶ崎市保健所は流行性角結膜炎の流行発生警報を発表した。
感染症発生動向調査(管内2眼科定点医療機関)による、 2023年第44週(10月30日~11月5日)の流行性角結膜炎の発生状況が、1定点医療機関あたりの患者数「8」となり、基準値に達したためだ。
発生状況をグラフ化したものは下記リンクから確認をしてほしい。
2023年11月7日記者発表資料 流行性角結膜炎流行発生警報を発表 (PDF 189.3KB)
流行性角結膜炎とは
流行性角結膜炎は、アデノウイルスによる疾患で、主に手を介した接触により感染する。
「はやり目」のひとつであり、職場、病院、家庭内などの人が濃密に接触する場所などでの発生もみられる。
感染経路と予防方法
予防の基本は接触感染予防を徹底すること。
タオルや点眼液など目に接触するものは個人用とし、眼疾患患者の分泌物の取扱いと処分に注意した上で手洗い、消毒をきちんと行うことが大切。
点眼瓶類がウイルスで汚染されないように注意をし、汚染された場合はアルコールなどで消毒をすること。
主な症状
急に白目が真っ赤になり大量の「めやに」がでる。
まぶたと耳の前にあるリンパ節が腫れて触ると痛みがある。
対応
アデノウイルス全般について有効な薬剤はなく、対症療法が中心となります。医師の指示どおりに点眼等をしよう。
流行発生警報とは
地域で大きな流行が発生または継続しつつある状態が疑われることで、地域の方に注意を促すもの。
流行性角結膜炎の場合、1週間の定点あたりの報告患者数が8人を越えた場合に警報を発表し、4人を下回るまで継続する。
※流行性角結膜炎は、指定された管内2か所の眼科定点医療機関から週1回患者数が報告される。
問い合わせ
保健所保健予防課 課長 守村 妙子
電話番号:0467(38)3321