【茅ヶ崎 観光スポットレポ】鶴嶺八幡社(鶴嶺八幡宮) - 史跡や天然記念物など見所いっぱい!歴史を感じる源氏ゆかりの神社
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源氏が関東へ進出する際、創建した最初の氏社と伝えられている
茅ヶ崎方面から東海道の国道一号線を平塚方面に進む際、左富士通りとの交差点に立派な鳥居が見えるのをご存知でしょうか。
とても大きなサイズの鳥居で、下を車が行き来しています。
実は、この道は参道となっており『鶴嶺八幡社』へと繋がっているのです。約760mにもおよぶ参道の松並木が社殿へと続いており、この参道は市指定史跡に、松並木は天然記念物に指定されています。
『鶴嶺八幡社』は、相模国茅ヶ崎の総社として昔から八幡信仰の本地として有名です。
茅ヶ崎市のホームページによると…
鶴嶺八幡宮は、平安時代の終わり頃ともいわれる起源をもつ古社である。「八幡大菩薩佐塚大明神両社之記録」という文書に、戦乱により荒廃した神社を復興した別当寺常光院の上人朝恵が、江戸時代はじめ(1650年頃)に東海道(現国道1号)までの約420間(約760m)に松を植え、参道を整備したとある。
古の時代から、大切にされてきた神社だということがわかりますね。
松並木は時代ごとに補植が繰り返されていますが、昔の景観を今に伝えている貴重なものとなっています。
真っ直ぐに延びた参道の景色を眺めながら歩いていると、だんだんと心が落ち着いてくるようです。
この参道を進んで行くと、社殿があります。
とても趣があり歴史を感じる佇まい。
近くの小学校から賑やかな子どもたちの声が、神社の中にも聞こえてきます。
他にも、静かに参拝している方々がいらっしゃいました。
傍らには、写真に納まりきらないくらい大きなイチョウの木がありました。樹高はなんと29m!!「鶴嶺八幡のイチョウ」として神奈川県指定の天然記念物となっています。
源頼義の創建と伝える鶴嶺八幡社であるが、その子義家が戦勝祈願のため手植えしたのが、この大イチョウであると伝えられている。
昭和59年「かながわの名木100選」に選ばれている。県内有数の大木である。
社殿の裏手には、「みちびきの木」なるパワースポットも。不安や悩みを囁くと、この木が癒してよい方向へ導いてくれるそうです。
松並木の参道やイチョウなどの見所がたくさんあり、歴史を感じられる神社『鶴嶺八幡社』。
年間を通して祭礼や祈祷を行っています。ぜひ、一度参拝に訪れてみてはいかがでしょうか。
施設紹介
【鶴嶺八幡社】
■住所:〒253-0086 神奈川県茅ヶ崎市浜之郷462
■電話番号:0467-82-6725
■授与所開所時間:8:00~15:00
アクセス
茅ヶ崎駅北口バスターミナル5番線バス停乗車、「鶴嶺小学校」バス停下車後徒歩2分