【湯河原 グルメレポ】MAKANAIDOKORO たんぽぽ - 新鮮な地魚とこだわりラーメン!明るいお母さんが出迎える食堂

湯河原駅から徒歩10分。朗らかなお母さんがやっている美味しくて明るいお食事処があります。
目次
地魚とラーメンが両方味わえるお店
こちらのお食事処は1986年に千歳川沿いでオープンし、移転を経て2023年10月6日に湯河原町中央にリニューアルオープンしました。店舗は住宅街の道沿いに佇んでおり、タイル張りの外観には「たんぽぽ」と書かれているちょうちんが飾られ、居酒屋のような温かみのある雰囲気も感じられます。

画像出典:湘南人

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この日お腹いっぱい食べたい気分だった筆者は「THE お食事処」な雰囲気に惹かれ、このお店を訪れました。メニューにはラーメンセットがいくつか記載されていたので、最初は「ラーメン屋さんなのかな?」と思いましたが、それだけでなく地魚もこのお店の売りです。店主であるお母さんの義弟が真鶴町で漁師をしており、朝に獲れたばかりの新鮮な魚が届けられます。
湯河原ではラーメンと地魚を両方楽しめるお店が少ないため、この組み合わせを望む方も多いのではないでしょうか。
刺身とエビチリの日替わり定食がなんと900円

画像出典:湘南人
地魚が大好きな筆者はレジの近くにあったボードに「生まぐろ刺身」と書かれているのを見て、迷わず日替わり定食を頼みました。

画像出典:湘南人
この定食がなんと900円(税込)ですごく贅沢でした!獲れたてのマグロにエビチリの組み合わせでお腹の中はすっかり満たされました。

画像出典:湘南人

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時刻は13時過ぎ、お店はほぼ満席。そんな中でも顔色1つ変えずに「ありがとうございましたー!」と元気にお客さんを送る店主さんからは並々ならぬプロ意識を感じました。
息子の後押しを受け、クラウドファンディングでオープンへ
店主は真鶴町出身の朝倉美樹さん。旧店舗の「たんぽぽ」は和食の職人だった朝倉さんのお父さんが経営していたお店であり、当時小学生だった彼女もホールの手伝いなどで忙しかったそう。
自営業の家庭で育ったため、いつかは自分のお店を持ちたいと考えていたところ、息子に「覚悟決めてやりなよ」と背中を押され、決意を込めたクラウドファンディングで無事開店にこぎつけたとのことです。

画像出典:湘南人 店主の朝倉さんをモチーフに作られた人形
「これを食べて午後も頑張るか!」と元気が出るお店でありたい
朝倉さんは、「うちは気取ったお店じゃないので、ワイワイしにきても、ちょっと話しづらいことを話にきても大丈夫です!父のやってた想いをそのまま引き継いでこのお店をやっているので『これを食べて午後も頑張るか!』って思ってもらえたらとても嬉しいです!」とお話してくださいました。

画像出典:湘南人
また「多少のお客さんのわがままにはお答えできるので、ご要望があればメニューにないものも作らせて頂きます!例えば野菜炒めの玉ねぎが苦手な人がいれば抜くこともできるし、オムライスが欲しければ作れます。とにかくエネルギーをつけて欲しいです!」と笑顔で話してくださいました。

画像出典:湘南人
「ご飯を食べることは、次に繋がるということ」
そう話す朝倉さん。考えてみれば当たり前のことですが、忙しない今の時代を生きる私たちは意外と「食の大事さ」を見落としがち。今後は子ども食堂の運営も検討されているそうで、「子どもたちにもお腹いっぱい食べて欲しい」とのこと。
「最近元気がないから美味しいものでも食べたいな」
そんな風に感じた時はぜひ「MAKANAIDOKORO たんぽぽ」に行ってみてください。

画像出典:湘南人
MAKANAIDOKORO たんぽぽ
営業時間
ランチ:11:00〜14:30(ラストオーダーなし)
ディナー:17:30〜22:00(ラストオーダーなし)
定休日
日曜日
電話番号
080-3497-8188
支払い方法
現金、カード、電子マネー、QR決済(楽天Pay・PayPay)
禁煙・喫煙
禁煙
設備
テーブル席(12席)
アクセス
JR湯河原駅より徒歩10分
住所:〒259-0301 神奈川県足柄下郡湯河原町中央2丁目9−4 101
駐車場:あり(4台)
基本情報
お店の種類
その他(定食屋)
ジャンル
和食、中華
メイン料理
定食、丼、ラーメン、カレー、肉料理、魚料理
利用シーン
お一人様、家族・子連れ、ランチ、ディナー、デート、女子会、宴会、接待
こだわり条件
落ち着いた空間、子ども歓迎、貸切可