【茅ヶ崎 イベントレポ】生わかめまつり-今が旬!絶品えぼしわかめイベントが今年も到来!
今だけの「旬のえぼしわかめ」を求めて大行列
昨年は、300人以上の行列を成すほどの人気イベント。今年も、2月17日(土)、サザンビーチ茅ケ崎から徒歩で約5分に位置する茅ケ崎漁港駐車場で開催されました。寒空の下、開始時刻より前に長蛇の列ができました。
烏帽子岩周辺で養殖された「えぼしわかめ」は今が旬。1月末〜3月頃しか収穫できない貴重な生わかめは、シャキシャキ感や磯の香りが際立つ美味しさです。食物繊維やカリウム、カルシウムなどの栄養素を含み、コレステロールや血圧を下げるなどの効果も期待されるヘルシーな食材です(食べる量には注意が必要です)。今回は、1回の会計時に2袋まで購入可能で、より多くの方が購入できるように配慮されました。
茅ケ崎市漁業協同組合 組合長さんによると、今の時期だけの「生わかめ」は、しゃぶしゃぶで食べるのがオススメ。わかめから出汁が出るので、お湯にさっとくぐらせ、ポン酢でいただくシンプルな食べ方です。
筆者も、この「オススメの食べ方」でいただきました。シャキシャキした食感と美味しさに感動し、心と体がほっこり温まりましたよ。
新鮮な生わかめは、お湯に入れると一瞬で磯の色から鮮やかな明るい緑色に変化します。袋に入って販売される量もたっぷりなので、湯通しして冷凍保存すれば、お味噌汁や、わかめご飯など日常のメニューにも利用できます。
鮮度抜群な食材!「ちがさき SeaSide マルシェ」も同時開催
これまで、年に2回開催されていた朝市「魚の市」が、昨年より月1回の開催予定「ちがさき SeaSide マルシェ」となりました(天候等の理由により中止の場合もあります)。
茅ケ崎沖では、春はシロギス、鯛、シラスなど。夏はカツオやマグロなど。秋は、甘鯛やカマスなどが捕れるそうです。冬は少ないものの、通年を通してアジなどが捕れ、豊かな海の幸を堪能できる環境にあります。
このマルシェでは、茅ケ崎沖の新鮮な魚介が店頭に並び、30分で完売することもあるそうです。今回は、伊勢海老やアジ、ザバなどの鮮魚や、アジフライなどの惣菜、しらす丼、新鮮な野菜が販売されていました。その他、キッチンカーも出店し、家族連れも楽しんでいるようでした。お値段もリーズナブルなので、エコバックは必須ですよ。
相模湾の環境にも目を向けよう
マルシェでは、鮮魚が店頭に並ぶので、購入できる地元民としては嬉しい限りなのですが、実は、近年、生息する魚介にも変化が見られるそうです。その具体的なお話を茅ケ崎市漁業協同組合 組合長さんに伺うことができました。
まず、近年の地球温暖化により、海水の温度が上昇し、海藻類の生育にも影響が出ているとのことです。海藻類は海水温が低いと伸びやすいという特性があります。また、南で生息する魚が、越冬できるようになり、食害に繋がっています。したがって、磯枯れが起きたり、サザエやアワビが減少しているそうです。
他人事ではなく、私たちにもできることはあります。例えば、プラスチックゴミを海岸に捨てないことなど海の環境美化もその一つです。私たちの意識が、海の恵みや生態系への環境維持につながっていると言っても過言ではないでしょう。
来年の開催にも乞うご期待
この時期だけの特別感が溢れるイベント「生わかめまつり」で、来年も旬の美味しさに出会えるのが楽しみですね。
また、季節毎の旬の食材を楽しめる「ちがさき SeaSide マルシェ」開催の情報も要チェックです。
開催時には、あなたも少しだけ早起きをして海の恵みを探しに足を運んで見ませんか。
イベント紹介
■開催期間:2024年2月17日(土)
■開催場所:茅ケ崎漁港駐車場南側 多目的広場
■電話番号:0467-82-3025
■開催時間:午前9時〜販売開始
施設詳細
【茅ケ崎漁港駐車場南側 多目的広場】
〒253-0061
神奈川県茅ヶ崎市南湖4-24-14
アクセス
JR茅ヶ崎駅南口徒歩約28分
サザンビーチ茅ケ崎より徒歩約5分強
関連リンク