【葉山 観光スポットレポ】森戸大明神 - 海に面した穏やかな神社

穏やかな海と鳥居が心を落ち着かせてくれます
葉山町に【森戸大明神】という神社があります。
森戸海岸に隣接した立地です。
海の景色も素敵ですし、澄んだ空気が流れているとても気持ちのいい空間です。
『大山祗命 (おおやまつみのみこと)』と、『事代主命 (ことしろぬしのみこと)』の二柱の神様がお祀りされています。
天下を治めた源頼朝が信仰していた「三嶋明神(現在の静岡県・三嶋大社)」の御分霊を、鎌倉に近い葉山の聖地に歓請したという由緒があります。
手水舎が夏らしくなっていました。
可愛いですね。
こちらが葉山町の重要文化財にも指定されている本殿です。
本殿のすぐ裏側は海ですよ!
【森戸大明神】にお越しの方々の多くは、参拝をしてから海に向かわれています。
海に鳥居があります!
写真では分かりにくいのですが、鳥居の先の方角にはシーキャンドルが見えます。
穏やかな葉山の海と、鳥居の組み合わせは圧巻です。
この光景はみなさんにぜひ見ていただきたいです。
また、鳥居がある小さい島は、神社裏手の磯辺より沖合い700メートルに浮かぶ『名島(菜島)』といいます。
名島の左側には『葉山灯台(裕次郎灯台)』もあります。
灯台の別名がなぜ『裕次郎灯台』と言うのかというと、故石原裕次郎さんの三回忌を偲び、兄の石原慎太郎さんが建設した灯台だからです。
石原裕次郎さんは湘南で青春を過ごし、葉山の地をこよなく愛していたそうです。
石原裕次郎さんの記念碑も『名島』がよく見える位置にありました!
『千貫松(せんがんまつ)』という磯辺の岩上に切り立つ松の木もあります。
源頼朝と和田義盛がこの松の木を眺めて、千貫松と名付けたそうです。
さらに、樹齢800年を誇る【森戸大明神】の御神木である『飛柏槇(ひびゃくしん)』もあります。
古木が海上に乗り出した姿は非常に珍しく、葉山町天然記念物にも指定されているそうです。
『飛柏槇』はこの鳥居の先にあります。
まるで御神木に包まれているような感覚が味わえますよ。
みなさんも葉山にお越しの際はぜひ【森戸大明神】を参拝してみてはいかがでしょうか。
きっと穏やかな気持ちになれるはずです。
施設詳細
【森戸大明神】
■住所:〒240-0112 神奈川県三浦郡葉山町堀内1025 森戸神社
■電話番号:0468752681
駐車場あり
アクセス
電車・バス
・JR横須賀線 逗子駅下車
タクシーで約10分 京浜急行バス 東口3番バス停留所から「逗12 :葉山一色行き(海岸回り)」乗車 約15分 『森戸神社』下車 徒歩1分
・京浜急行電鉄 逗子・葉山駅 終点下車
タクシーで約10分 京浜急行バス 南口2番バス停留所から「逗12 :葉山一色行き(海岸回り)」乗車 約15分 『森戸神社』下車徒歩1分