【鎌倉 ショップレポ】鎌倉市農協連即売所( 通称 レンバイ)- 鎌倉野菜が繋ぐ人と人 一流シェフも主婦も観光客も、新鮮な鎌倉野菜が大好き!

昭和3年に生まれ、時代と共に愛されてきた 日本のマルシェ
ここは知る人ぞ知る、通称「レンバイ」と呼ばれる野菜の直売所です。
地元鎌倉のシェフはもちろん、東京の有名店のシェフも御用達、新鮮な鎌倉野菜を販売しています。
採れたてのみずみずしさと鮮やかな彩り!
季節の野菜が、ずらりと並んでいます。
まず、隣接している「鎌倉中央食品市場」をご紹介します。
正面の三橋商店には、豆や昆布、干物などの乾物が所狭しと並んでいます。
路地のような建物に入ると、パンやチーズ、乾物や干物、そして昔ながらのラーメン店、焼き鳥店などが軒を連ねています。
どこからともなく、いい匂いがしてきます。
さて、昭和3年に発足したレンバイには90年を越える歴史があります。
鎌倉市農協連即売所の発足は昭和3年で、鎌倉在住の農家が各引き売りをしていたところ、外国人牧師から「ヨーロッパでは、農家が自分で生産した野菜などを決まった場所で直接消費者に販売している。」
という話を聞いたのがきっかけになったと言われています。参照元:鎌倉市農協連売所
レンバイには、活気と懐かしさがあります。
量販店ではなかなか見られない、人と人のコニュニケーションや再会の場面も。
売り場にはお買い得品も多く、どんな鎌倉野菜に出会えるか楽しみですね。
野菜は季節によって種類も様々、値段も都度変わります。
夏の定番、茄子はツヤツヤしていて水分たっぷりです。
子どもピーマンは、ししとうのような形をしていて苦味がなく、サラダにもおすすめです。
タネも少ないので、洗って丸ごと塩をかけたりマヨネーズをつけて美味しく頂きました。
ハーブや唐辛子ならぬ香辛子など、珍しい野菜が多いのもレンバイならでは。
見事に育ったカボチャはずっしりと重くて、栄養もたっぷりですね。
レンバイの雰囲気が良いのは、ただ買うだけでなく、どんなお野菜かどんな調理法が良いか、やりとりができること。
「こんなふうに食べると美味しいのよ」と、お客さん同士が自然と情報交換する光景もあちこちにみられます。
「採れたての甘長ししとうを煮浸しにしたら美味しくて、また買いに来たの。」という方の話を聞いて、周りの方が次々と甘長ししとうを買っていきました。
私もその一人、野菜の味が濃厚なので、軽く焼いて醤油をかけるだけで絶品でした。
レンバイで販売する農家さんは、1から4班に分かれて、順番に出店しているということです。
こちらのカレンダーでご確認くださいね。
出店日カレンダー
営業は8時からですが、野菜がなくなり次第終了となりますので、なるべくお早めに。
さて、裏に回ってみると細い川が静かに流れていました。
数歩で渡れる幅の、「小町橋」です。
こちらは、レンバイの裏窓です。
昭和の時代から現在まで、お野菜を売る人と買う人がここに集って、自然の恵みをいただいているのですね。
人と人が野菜を通して繋がる、採れたての新鮮鎌倉野菜のコミュニティ。
鎌倉市農協連即売所( 通称 レンバイ)に、ぜひ足を運んでみて下さいね。
店舗紹介
【 鎌倉市農協連即売所 】
■住所:〒248-0006 神奈川県鎌倉市小町1丁目13-10
■駐車場 :無
■営業時間:8:00から 日没 または 野菜がなくなったら閉店
■定休日:無休(1月1日~1月4日のみ休み) ※変更となる場合がありますので、ご来店前にご確認ください。
アクセス
鎌倉駅東口から 徒歩5分