【大磯 イベントレポ】第19回湘南国際マラソン - よりサスティナブルなスポーツ大会へと走り続く<後編>
【大磯 イベントレポ】「 第19回湘南国際マラソン」-よりサスティナブルなスポーツ大会へと走り続く<前編>からの続き
フルマラソンのハードルは高くても、10kmであればファンランと名のつく通り初心者でも挑戦しやすいです。ですが、全く準備をせずに走るのはやはり負担は大きいもの。1ヶ月〜2週間前から自分の体がどこまでできるのか状態を知り、体力・筋力・肺活量を長距離に慣れさせておくことをお勧めします。
全くランニングをしてこられなかった方も、調整の途中から体が適応してくることを実感できるはずです。
レース中に出逢った方々
ソチオリンピック銅メダリスト、元フリースタイルスキーハーフパイプ日本代表の小野塚彩那さん。
クリーンアップしながらの10km。ラン途中でも快く撮影に応じてくださいました。
ゴミ袋を片手に10kmを楽しむランナーは、他にも多くいらっしゃいます。
手を振ってくれたのは、大会スペシャルスポンサーTHE NORTH FACEを扱う、株式会社ゴールドウイン執行役員森光さんと、アトランタオリンピック競泳元日本代表の井本直歩子さん。
井本さんは、長年に渡り世界中の難民や移民を支援しながら、環境保護活動を通じて持続可能な未来の実現に尽力されています。一般社団法人SDGs in Sports代表理事、株式会社ゴールドウイン社外取締役。
アンパンマンで走る女性は個人参加で、必ず毎年掃除をしながら走られているそうです。
最後尾からゴミを拾いながら走るエコスイーパーやエコランナー達の活躍は、今年で何年目を迎えるでしょうか。
約1,400名におよぶボランティアの方々
スタート地点。ゴミの回収をしながら、ランナー達に大きな声援を送り続けていたスタッフの方に皆エネルギーをもらいます。
復路給水担当の方々も、笑顔で手を振りランナー達に常に声をかけてくれました。
いざ給水の際には、明るくあたたかい声援にほっとします。
沿道からもたくさんの応援の声。
メディカルチームは連絡を受け次第すぐに駆けられるようスタンバイ。
預けた荷物は段取り良く引き取られ、荷物袋はスムーズに回収されます。
完走の証は、首にかけてもらえることで充実感があふれます。ランナーはこの瞬間の為に走ると言ってもいいのかもしれません。
一丸となって大会を盛り上げようと志を持つ人々が、それぞれの場所で輝いていました。
ゴールエリアは感謝に満ちあふれ、挑戦と達成の喜びをわかち合います。
景色の素晴らしさに重ねて、ここで流した清らかな汗が人の心に寄り添い、「湘南国際マラソンで走りたい」気持ちを宿すと実感できる大会でした。
参加者総計
フルマラソン:15,762人
ファンラン10km:4,332人
ファンラン2km:709人
ラン&ウォーク1.4km:59人
合計:20,862人
ボランティア参加総数:約1,400人
第19回 湘南国際マラソン 大会概要
開催日時
2024年12月1日(日)
開催場所
会場名:大磯プリンスホテル
住所:神奈川県中郡大磯町国府本郷546
主催
湘南国際マラソン実⾏委員会
スペシャルスポンサー
株式会社ゴールドウイン/THE NORTH FACE
コース
■フルマラソン
西湘バイパス大磯西IC~(西湘バイパス)~唐ケ原~平塚海岸~柳島~茅ヶ崎海岸~江の島入口付近(第1折り返し)~茅ヶ崎海岸~柳島~平塚海岸~唐ケ原~(西湘バイパス)~西湘二宮IC(第2折り返し)~大磯プリンスホテル
■ファンラン10km
西湘バイパス大磯西IC~(西湘バイパス)~唐ケ原~虹ケ浜交差点(折り返し)~唐ケ原~(西湘バイパス)~西湘バイパス大磯西IC~大磯プリンスホテル
■ファンラン2km
西湘バイパス大磯西IC~平塚方面折り返し地点~大磯プリンスホテル
■ラン&ウォーク1.4km
(藤沢)西浜歩道橋~江の島入口交差点(折り返し)~西浜歩道橋
大会結果
こちらから⇢湘南国際マラソンリザルト