【湘南エリア イベントレポ】第99回箱根駅伝 - 年始恒例のお楽しみ行事!沿道応援に行ってみました<後編>

湘南らしい海と富士山を臨む8区
【湘南エリア イベントレポ】第99回箱根駅伝 - 毎年恒例のお楽しみ行事!箱根駅伝沿道応援に行ってみました<前編>の続き
「家族揃って箱根駅伝の沿道応援に行くのが毎年恒例」という人も多い、湘南エリア。
12月に入ると駅伝のコースとなる幹線道路付近の至る所に、箱根駅伝のための交通規制告知看板が設置されます。
これを見ると、「あぁ…もうすぐ年末だな」と感じる方もいらっしゃるはず。
筆者が沿道応援に行ったのは、2023年1月3日(火)復路、茅ヶ崎市内の134号線のコースです。
選手の到着時間を伝える広報車が通り過ぎてしばらくすると、道路上を横断する陸橋が一時通行止めになりました。
海岸側にはサーフィン帰りのサーファーの方が、ボードを持ったまま立ち往生している姿が見えます。これも湘南らしい光景ですね。
スマホや携帯ラジオで箱根駅伝の実況を見ている方々の「今、〇〇を過ぎたところだからもうすぐ来るよ」「△△大学が追い上げているみたいだよ」といった声が聞こえます。
そして、報道車両や白バイがやって来ると、いよいよだという空気が漂い沿道の人たちもザワザワとしてきました。
沿道応援自粛が解禁された今年ですが、マスクを着用することと、声を出しての応援は控えてくださいというお願いが公式から出ていました。
拍手の波が徐々に大きくなり、目の前を物凄い速さで1位の駒澤大学が通り過ぎていきました。
沿道からも「頑張れ!!」という応援の気持ちと、熱い拍手が送られます。
駒澤大学は、2日の往路に優勝しており堂々とした力強い走りでした。
トップの駒澤大学を追うのは、今年大健闘を見せた中央大学。
タイム的には、少し1位と離れていたような印象を受けましたが、まだまだ追い上げのチャンスはあります。
そこからまた暫くして現れた集団には、昨年10時間43分42秒という大会記録を打ち立て総合優勝を果たした青山学院大学、駅伝常連校の早稲田大学などが続きます。
沿道のみなさんは、トップの大学にも後方に続く大学にも変わらない拍手や声援を送っていたのが印象的です。
箱根駅伝は、沿道応援が選手たちに力を与えてくれるという話を聞いたことがありますが、本当にそうなんだなと強く感じました。
あっという間に、全大学が通り過ぎていきました。
その後はすぐ、陸橋の通行止めなどが解除され、沿道のみなさんは散り散りに帰って行きます。
筆者は、家に帰ってから引き続きテレビで観戦しました。毎年テレビで楽しんでいた箱根駅伝ですが、実際に沿道応援に行くと学生たちの熱い戦いをもっとリアルに感じることが出来たように思います。
箱根の芦ノ湖には、富士屋ホテルズ&リゾーツが運営する「箱根駅伝ミュージアム」という施設があります。ここは、箱根駅伝往路ゴール・復路スタート地点の目の前にあり、各大会の名シーンを記録した貴重な写真、往年の名選手が愛用した品々が展示されているそうです。
箱根駅伝の湘南エリアのコースを巡ったり、「箱根駅伝ミュージアム」に行ったりと聖地巡りをする湘南観光もおススメですよ。
来年2024年は、箱根駅伝の記念すべき100回大会!
どんな熱いドラマが待ち受けているのか、今から楽しみですね。
イベント詳細
【第99回東京箱根間往復大学駅伝競走】
■開催日:往路2023年1月2日(月)、復路1月3日(火)
■開催場所:往路スタート東京大手町、復路スタート箱根芦ノ湖駐車場
■時間:往路共に8:00スタート
【芦ノ湖駐車場 箱根駅伝往路ゴール地点・復路スタート地点】
施設紹介
【箱根駅伝ミュージアム】
■住所:〒250-0521 神奈川県足柄下郡箱根町箱根167
■電話番号:0460837511
■営業時間:平日10:00~16:30、土・日・祝9:30~17:00
※入館は閉館の30分前までとなります
※駐車場:有
※営業時間など変更になっている可能性がありますので、ご注意ください。
アクセス
箱根湯本駅から箱根登山バス(R路線で約22分、H路線で約41分)「箱根町港」バス停下車、徒歩約1分
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