【大磯 ショップレポ】つきやまBooks Arts & Crafts - 駅前で本と地元クリエイターの作品に出逢う
コンセプトは「豊かな暮らし」居酒屋を改装した昭和レトロな空間に広がる本・アート・クラフト。数々のアーティストの作品との出逢いと、交流。SNSが中心であるこの時代に、何度でも訪れたい、浸りたい場所がそこにはありました。
活版印刷体験もできる貴重な場所
大磯駅から線路沿いを少し歩き、一歩入った茶屋町路地入口に、雰囲気の良い古民家のお店が見えました。
奥に入ってみると、「BOOK」の看板が。
店内を覗いてみると、沢山の器や本が並んでいるのが見えました。
こちらは吉田茂元首相の番記者が通ったという居酒屋を改装した建物で、本とクラフト・紙雑貨を販売しているお店。
月1回大磯港で開催される朝市「大磯市(おおいそいち)」に出店している地元クリエイターさんの常設店としてはじまったのがきっかけだそうで、今では地元以外のクリエイターさんの作品も集まるそう。店内で購入することができます。
中に入ってみると、沢山の器や紙雑貨が並んでいました。
本棚は、よく見ると販売と貸し出し棚に分かれており、
食や豊かな暮らし・文化をテーマにしたお店お勧めの販売本棚がこちら。
自身がオーナーとなり、本棚の一枠を借りてお勧め本を販売する「つきやま小書店」と貸し出し用の「茶屋町図書館くらげ」の棚があり、各棚のオーナーさんへのメッセージノートもありました。
オーナーさんそれぞれの趣向の異なる棚を見るのは楽しいものでした。
中庭には「GALLERY お風呂場」と呼ばれる、クリエイターさんのギャラリーもありました。
名前の通り、元々あったお風呂場を利用しているそうです。
(向かいには、古民家を改装した「茶屋町カフェ」もあり、そちらでひと休みもできます。)
2Fへの案内看板にも気付き、階段を上がってみました。
入るとまず目に入ったのは現役の活版印刷機。
予約すれば名刺印刷のワークショップに参加することもできるそうです。
筆者は現役の活版印刷機を目の前で見たのは初めてだったので感激しました。
他にも便箋などの紙雑貨や、テーマや印刷・製本方法などにルールがない自主出版物「ZINE」が多数並べられていました。
ZINEは最近の新しいメディアとして注目していましたが、それぞれが一般書店にはないマニアックな内容で惹かれ、じっくりと見ていました。
駅前とは思えない静かな空間。ゆっくりと本や作品を眺めてみてはいかがでしょうか。
つきやまBooks Arts & Crafts
営業時間
11:00~21:00(月曜~金曜)
11:00~22:00(土曜)
11:00~20:00(日曜)
定休日
無休
電話番号
なし
支払い方法
現金、カード、QR決済(PayPay)
アクセス
例:JR「大磯」駅より徒歩2分
住所:中郡大磯町大磯1156
駐車場:なし