【三浦 イベントレポ】三浦海岸 桜まつり2023 - 深いピンクの美しい河津桜が咲き誇る!ひと足早い春の風物詩<前編>
イベント 観光 オリジナル

【三浦 イベントレポ】三浦海岸 桜まつり2023 - 深いピンクの美しい河津桜が咲き誇る!ひと足早い春の風物詩<前編>

2023/03/03

毎年30万人もの人が訪れるイベント

三浦市にある京急線「三浦海岸駅」で毎年2月から3月に開催されている、約1,000本の早咲きの河津桜が楽しめる『三浦海岸 桜まつり』。

今年も綺麗に河津桜が咲いているという情報を得て、2月後半の祝日に行ってきました。
暖かく一足早い春の陽気となったその日、京急線「三浦海岸駅」を降りると、早速駅前の河津桜が迎えてくれました。開花状況は、6~7分咲きといったところでしょうか。

『三浦海岸 桜まつり2023』の開催期間は、2月5日(日)〜3月5日(日)の予定でしたが、開花状況により3月12日(日)までの延長が決まっています。

日本の桜の代表と言えば、可憐な優しいピンク色のソメイヨシノですが、深くて濃いピンクの河津桜も華やかで美しく見応えがあります。

河津桜は元々、静岡県河津町で発見された静岡の桜。
25年以上前に地域の活性化を目的に「三浦海岸まちなみ事業協議会」の方々の手でこの辺りに植えられたもので、さくら祭り自体は2003年から始まりました。

京急電鉄を始めとした企業の協賛や一般の方々の協力もあって、今では毎年30万人もの人が『三浦海岸 桜まつり』を訪れ、三浦のひと足早い春の風物詩として全国的に知られています。

このイベント期間中は、「三浦海岸駅」の駅名看板が河津桜デザインに変わっているので、こちらも見落とせないポイントです。

『三浦海岸 桜まつり』は、京急線の「三浦海岸駅」の駅前から「三崎口駅」までの間にある「小松ヶ池公園」の線路沿いを約1km歩いて、河津桜並木と菜の花が楽しめるお祭り。

駅前には、観光バスが乗り入れていたり外国人観光客が来ていたりとたくさんの人がいて、コロナ禍前の賑わいを取り戻しているかのようです。

賑やかな駅前が気になりつつも、筆者はまずはお花見を開始。

そう広くはない線路沿いの桜並木の歩道を、列になって進んで行きます。
道路は車が渋滞していて駐車場も限られているため、公共交通機関の利用が推奨されています。京急電鉄からは観光とグルメが楽しめるおトクなきっぷが発売されていますので、そちらを利用するのもよさそうです。

家族でおしゃべりをしながら、カップルが記念撮影をしながらゆっくりと歩くので、お年寄りやお子さまと一緒でも安心だと思います。

片道約1kmという距離なので、足腰や体力に自信がないという方は少し心配されるかもしれませんが、お花見をしながら自分のペースで歩くと意外とあっという間に感じます。ただし、公園など一部歩きにくい場所もあるので、足元は歩きやすい靴がおすすめです。

頭上には深いピンクの河津桜、歩道に沿って植えられている鮮やかな黄色の菜の花、その横を時より走っていく赤い車体の京急線。

これは鉄道マニアでなくても、ついつい写真に納めたくなってしまう綺麗なコントラストです。

電車の車窓側から眺めると、また違った風景が楽しめそうですね!

菜の花は低い位置にあるので子どもたちの目線に近いようで、「菜の花だ!菜の花だ!」とはしゃぐお子さんたちの微笑ましい姿をあちらこちらで見掛けました。

【三浦 イベントレポ】三浦海岸 桜まつり2023 - 深いピンクの美しい河津桜が咲き誇る!花より団子の楽しみ方も<後編>へ続きます。

イベント詳細

【三浦海岸 桜まつり2023】
■開催日:2023年2月5日(日)〜3月5日(日) ※開花状況により3月12日(日)まで延長
■開催場所:三浦海岸駅~小松ヶ池公園
■料金:入場無料
■問合せ先:三浦市観光協会 046-888-0588

アクセス

​京浜急行線三浦海岸駅下車

関連リンク

三浦海岸 河津桜キャンペーン - 京急電鉄

三浦海岸桜まつり | 三浦市

三浦市観光協会 公式Instagram

  • おすすめ記事

    藤沢市 小田急電鉄株式会社と持続可能な地域循環型社会の推進に係る連携協定を締結
    SDGs PR TIMESに藤沢市と小田急電鉄株式会社が持続可能な地域循環型社会の推進に係る連携協定を締結という記事が掲載されていました。 藤沢市と小田急電鉄株式会社が、SDGsの達成を目指し、「持続可能な地域循環型社会の推進に係る連携協定」を締結したそうです。 海洋プラスチックごみの削減など、環境にやさしい活動を通じた持続可能な地域社会の実現に向けて、藤沢市と小田急電鉄は連携し他のパートナーとと...
    2021/07/21
    ニュース
    鎌倉市 サライ2022年1月号・大特集「いざ、鎌倉へ」
    画像出典:写真AC 『サライ』1月号 小学館より12月9日発売 PR TIMESにて、帆布製で丈夫。夏目漱石『吾輩は猫である』初版本デザインの文庫本ブックカバーがサライ1月号の特別付録に!という記事が掲載されていました。 大特集/2022年大河ドラマ『鎌倉殿の13人』ゆかりの地を探訪 いざ、鎌倉へ 海と山にに囲まれ、歴史に彩られた神奈川県鎌倉。本特集では大河ドラマの主人公である北条義時を中心に、同...
    2021/12/10
    ニュース
    葉山町 一色海岸で船外機付きモーターボートを楽しむ「葉山ボートクラブ」
    画像出典:写真AC 船外機付きモーターボートのレンタルサービス開始 逗子葉山経済新聞に「葉山町 一色海岸で船外機付きモーターボートを楽しむ「葉山ボートクラブ」」という記事が掲載されていました。 「葉山マリンサポート」(葉山町下山口)が12月10日、船外機付きモーターボートのレンタルサービス「葉山ボートクラブ」を葉山の一色海岸で始める。 今から2年前、御用邸の向かいにある「山田ボート」のオーナーから...
    2021/12/13
    カルチャー
    鎌倉市 地域通貨で資源循環を目指す「まちのもったいないマーケット」を開始
    画像出典:IDEAS FOR GOOD 「まちのもったいないマーケット」の仕組み IDEAS FOR GOODに鎌倉市、地域通貨で資源循環を目指す「まちのもったいないマーケット」を開始という記事が掲載されていました。 観光地として有名な神奈川県鎌倉市は、環境負荷の少ない「循環型社会」を目指して3R(=リデュース、リユース、リサイクル)を推進する街でもある。そんな鎌倉市内の飲食店・団体が、同市に本社...
    2021/08/01
    ニュース
    公式SNS