【小田原 グルメレポ】うなぎ亭 友栄 - 超極上うな重と新鮮で元気なキモ 井戸を掘り水にこだわる関東屈指の名店
開店数時間で完売も 関東屈指の鰻店「友栄」
東海道を下ると、箱根口IC近くに「う」と筆文字で書かれた看板が見えてきます。
こちらは関東屈指の鰻店、2015年にミシュラン一つ星を取得したうなぎ亭 友栄です。
感動するほどのうな重とキモ(たれ)、そして押さえておきたい予約方法を紹介します。
以前立ち寄った際、まだお昼前にもかかわらずうなぎは全て売り切れ。
お店の前や駐車場の車内で待つ人がたくさんいて、そう簡単には食べることができない店と知りました。
うなぎ亭 友栄は、2015年にミシュランガイドに掲載された一つ星の店です。
きれいに整えられた店内は、手際よく次々と来客で埋まっていきました。
テーブル席や広々ゆとりのあるカウンター、個室は料金に10%加算で利用できます。
友栄のうなぎは、最上級とされている希少な青うなぎを使用しています。
世界的なうなぎ不漁と物価高騰のため、10月1日から値上げとなるそうですが、提供される料理のクオリティを考えれば納得がいきます。
敷地内に深さ100メートルの井戸を掘り、うなぎの水槽や料理に活かすことで臭みはどこにもありません。
素材を扱う水から大切にする、見えないこだわりに頭が下がります。
先代店主が辿り着いた小田原の地下水。
「水が美味しさを作る」と確信し、湧水を掘削。
鰻や料理を活かす水として大事に使っています。参照元:うなぎ亭 友栄
こちらでうなぎを頂くには、事前にうなぎを確保(予約)する必要があります。
ホームページのお品書きをご確認くださいね。
うな重、割きたてのキモ、うなぎのしら焼きが名物です。
しら焼きは新鮮な生わさびをつけて、かば焼きとは一味違う味わい。
割きたてのキモも、「たれ」か「わさび」を選んで頂く贅沢な一品です。
照りのきいた濃厚で甘辛のタレにふっくらしたキモ、黄身をつけて頂きます。
白いご飯が無性に食べたくなる、または日本酒をちびりと飲みたくなる、とにかく美味。
うな重がやってきました。
肝吸いとお新香がついています。
お出汁のきいた熱々の肝吸いには、食べ応えのあるキモが入っています。
店員さんから山椒や追いタレなどの説明を頂き、忙しいにもかかわらず終始笑顔で丁寧だったのが印象的でした。
蓋を開けると、ご飯が見えないほどのうなぎ。
非常に肉厚な身が、四度付けのタレと共に口のなかでふわっと溶けて無くなります。
山椒は青々としていて香り高く、シビれはほんのりと舌に残る程度、上品な引き立て役です。
十分な量のご飯ですが、うなぎの厚さがご飯の高さと同じくらいなのがわかるでしょうか?
感動の美味しさです。
帰りがけ、女将さんから「皆さま長時間お待ち頂いてしまって、来てくださって本当にありがとうございます。」とお気遣い頂きました。
連日予約と行列の絶えない名店にもかかわらず、お客さまへの想いと暖かさを感じました。
さて、超極上のうな重を予約するにはまず電話(うなぎ亭 友栄 0465-23-1011)で、うなぎの確保(お取置き)をします。
席の予約はできないため当日の受付順となり、9月の土曜に行った時の待ち時間は、約1時間半程度。
駐車場は、店舗の前と道を挟んだ二カ所にあります。
P2に停めた方は、歩道橋を渡って店舗へ。
歩道橋から小田原の山々を眺めることができますよ。
2ヶ月前から前日までに電話でうなぎを確保し、当日店舗で受付を済ませます。
席が空いたら携帯電話に連絡をくれるので、大体の所要時間を確認しておきます。
待ち時間が長いようなら、歩きの方は斜め向かいの箱根ベーカリー風祭り店、お車の方は一夜城ヨロイヅカファームなど、小田原観光を楽しみながら待つのもよいですね。
あまりの美味しさに、感動すること間違いなしの名店です。
店舗紹介
【 うなぎ亭 友栄 】
■住所:〒250-0032 神奈川県小田原市風祭122
■電話番号:0465-23-1011
■営業時間:営業時間 10:00~16:00(L.O.) 但し品切れの際はご容赦下さい。
■定休日:毎週木・金曜日 ( 臨時休業 2022年10月11日 〜 10月14日 )
■駐車場:有
アクセス
風祭駅から 徒歩7分
入生田駅から徒歩10分