【茅ヶ崎市】茅ヶ崎市が医療的ケア児の在宅レスパイト事業を開始、相談支援センター「ノア」も設置

茅ヶ崎市は、医療的ケアが必要な子どもとその家族に向けた支援体制を強化している。医療的ケア児とは、人工呼吸器や胃ろうなどを使用し、たんの吸引や経管栄養などの医療的ケアが日常的に必要な子どものことを指す。
医療技術の進歩により、医療的ケア児は増加傾向にあり、地域での支援体制の整備が急務となっている中での新たな取り組みだ。
医療的ケア児在宅レスパイト事業の開始
在宅で医療的ケア児を介護する家族の休息時間確保と負担軽減を目的として、自宅での訪問看護サービスを提供する事業を開始。介護する家族にとって貴重な休息の機会となる。
相談支援センター「ノア」
- 所在地:茅ヶ崎市茅ヶ崎238-2
- 電話番号:070-1391-8561
- 開所時間:月曜日~金曜日(祝日・年末年始除く)8時30分~17時00分
利用可能な支援サービス
- 障害児通所給付:生活能力向上のための訓練、療育的支援
- 自立支援給付:短期入所(ショートステイ)など
- 神奈川県メディカルショートステイ事業:医療機関での短期入院制度
相談窓口
- 茅ヶ崎市役所 福祉部 障がい福祉課
- 電話:0467-81-7160
- FAX:0467-82-5157
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筆者のコメント
医療的ケアが必要なお子さんを在宅で介護することは、想像以上に大変な負担がかかるものだ。
湘南エリアで子育てをする中で、このような支援体制が整備されることは、当事者家族にとって大きな希望となる。
特に梅雨や夏場は体調管理が難しい時期。このような支援サービスを上手に活用して、介護する側もされる側も無理のない生活リズムを作っていくことが大切だと感じる。
医療的ケアが必要な子どもたちとその家族が、湘南の爽やかな環境の中で安心して暮らせる街づくりに向けた一歩として、この支援体制の充実を心強く感じている。