【藤沢市】新江ノ島水族館で深海洞窟探査プロジェクトD-ARK展示が開催中!3月にイベントも
新江ノ島水族館で開催中の「えのすいの深海展」で、深海洞窟探査プロジェクトD-ARK(Deep-sea Archaic Refugia in Karst)の特別展示が注目を集めている。深海の未知なる世界を探る最新の研究成果と、実際の調査で使用された機器を間近で見ることができる。
展示の見どころ
- 実際の調査で使用されたminiROVのモックアップ機
- 深海内視鏡の展示
- 大東諸島の海底を忠実に再現した洞窟の入り口
- 30分におよぶ調査映像
- 深海生物の生体展示(アカサンゴスナギンチャク属の一種など)
- アクアマリンふくしま提供のインドネシアシーラカンスのレプリカ
今後のイベント情報
- 3月2日(日):えのすい深海研究会 Vol.2
JAMSTECの上席研究員による講演と「しんかい2000」乗船体験 - 3月20日(祝・木):水中ドローン調査ライブ中継
D-ARKメンバーによる海底観察と解説
プロジェクト概要
D-ARKプロジェクトは、深海洞窟に潜む未知の生物を探査する3年計画の研究プロジェクト。昨年5月から6月にかけて大東諸島で実施された調査では、新種のゴカイ類「ダイトウヒメクマノアシツキ」が発見されるなど、着実な成果を上げている。
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筆者のコメント
湘南に住む私たちにとって、相模湾は身近な存在だが、その深海には未だ多くの謎が眠っている。
今回の展示では、最新の深海調査技術と、そこで発見された生き物たちを目の当たりにすることができ、子供たちの理科への興味を引き出すきっかけにもなりそうだ。
春休みシーズンを前に、家族でワクワクしながら深海の世界を体験できる貴重な機会となっている。特に3月のイベントは、研究の最前線に触れられる絶好の機会なので、ぜひ足を運んでみてはどうだろうか。